(無価値に終わる。) Down the drain. (排水溝に流す。) It goes for nothing. (台無しになる。) まとめ 以上、この記事では「水の泡」について解説しました。 意味 積み重ねてきた苦労や努力が全て無駄になること 由来 水に浮かぶ泡は簡単に消えてしまうことから 類義語 烏有に帰す、棒に振る、無に帰するなど 対義語 功を奏する、実を結ぶ 英語訳 It comes to naught. (無価値に終わる。) 結果が出る直前で台無しになってしまうことがありますが、努力してきた過程は、決して無駄にはなりません。 次にチャンスがあったときは成果が出るように、ダメだった原因を分析してみましょう。
人間、死んだらどうなるのだろう? 生きている人間なら必ず直面する「死」について、考えたことがないという人はいないでしょう。 死んだとき、自分が「死んだ」ということが分かるのか? そのとき、どのように感じるのか? それとも何も感じないのか・・・ これは私たちの持つ「意識」にかかわる疑問といえます。 今回は、死と意識について徹底的に考えていきたいと思います。 死後、意識がどうなるのか分からない 私は若い頃、死ぬことに異常なほどの恐怖心を持っていました。 死の何が怖いって、死んだらどうなるのかが分からないこと。 自分が死んだら意識はどうなるんだろう・・・ いくら考えても納得のいく答えが見つからず、恐怖にのたうち回ったものです。 死んだらどうなってしまうのか。 それがどんな結果であれ「こうなるんだよ」と明確に分かっていれば、そしてそれが納得できる内容なら、きっと死の恐怖は確実に小さくなります。 無に帰す ところが私が若い頃、死は「無に帰す」という考えが一般的でした(もしかしたら科学的な視点では、いまでもこの考えが一般的かもしれませんが) 死ぬと無に帰す・・・ つまり死んだら自分の意識はなくなるということです。 意識がなくなる、とは、寝たまま二度と目が覚めないのと同じです。 寝ているときは、朝になって目が覚めるため「あ、自分は寝ていたんだ」と分かります。 が、目が覚めなければ自分が寝ていたことすら気付かない、分からない。 つまり、自分が「死んだ」ことすら分からない。 なにもかもすべてが分からない状態・・・それが死。 ・・・だから、それってどんな感じ? いくら考えても、それがどういう感じなのか理解できませんでした。 納得できない説明 死ねば無になるのだから、何もない状態、それを理解するなんて無意味・・・ 理屈では確かにそうなんでしょう。 でも、自分もいつか、それも数十年後には必ずそうなるわけで、これは他人事では済まされません。 死んだらどうなるのか、自分で全く理解できない状態に向かって日々確実に近づいている・・・ そんなのって、納得できますか? 私は納得できませんでした。 だから自分の考えつく限り、調べまくりました。 でも結局、自分が納得できる答えは見つかりませんでした。 いくら考えても分からない、いくら調べても納得のいく答えが見つからない。 私はそんな日々に疲れてしまいました。 そして「もう考えるのは止めにしよう。死ぬのはまだずっと先のことだし」と、自分の心の片隅に追いやり忘れることにしました。 とにかく毎日を楽しく盛り上がって生きていこう、と。 言い方は悪いですが、逃げたんです。 手がかりとの唐突な出会い その後、社会人になり毎日が忙しく、死に対する不安や恐怖なんて感じている暇がなくなりました。 そんなこんなで10年、20年と時間は過ぎていきます。 ある日、何気なく書店に立ち寄ると、ある本が平積みにされていました。 新刊、話題の書、ということなんでしょう。 その本のタイトルに、私の目は釘付けになります。 「死後体験」 なんだって?
『無常』ってどういう意味? 「むじょう」という言葉をたまに使うことがあると思いますが、正確な意味はご存知でしょうか。 無常 、と 無情 もしかしたら間違えて使っていませんか?無常の意味を言葉の雰囲気から何となく読み取っていたけれど、実はよく分からないという方、意外と多いのではないでしょうか。今回はそんな無常の意味をかみ砕いて解説していきます。無常と無情の違いもしっかりと理解していきましょう。 『無常』の意味と語源を紹介!
死の恐怖が完全になくなりました。 死は無ではない、死はすべての終わりではないということを、理屈ではなく体験として分かったことで、若いころあんなに怖かった死が、いまでは全く怖くなくなったんですね。 じゃあ、死後、意識はどうなるのか? 結局のところ、死後の意識はどうなる? 意識は肉体を離れ、物質の存在しない世界(死後世界)へと移行します。 死後世界は物質が存在しない、いわゆる非物質世界ですから、物質世界を支配する物理法則から完全に解放されています。 そこは時空を超えた世界です。 過去も現在も未来もない・・・というより、それらが渾然一体となっている世界です。 そしてすべての意識はつながっており、互いになにを考えているのかはすべてお見通しですから、争うこともありません。 そういう意味では、物質世界に存在するスリリングな刺激とは無縁の世界ともいえます。 それが良いとか悪いとか、そういう話ではなく、死後世界とはそういうところなんだということです。 肉体を離れた意識はここで、次の人生のための準備をします。 今までの人生で得られた体験や気付きをもとに、次の人生でのテーマを決めます。 そしてそのテーマに最も適した時代、国、両親、人間関係などを選んで、生まれていくんです。 ここで疑問が出てきます。 死後世界で過ごす期間、つまり生まれ変わるまでの期間ってどのくらいなんだろう? これについては以下の記事で詳しく説明していますので、そちらも併せてお読みくださいね。 ▼関連記事▼ 生まれ変わりの期間について。死後どのくらいなんだろう? 結局のところ 今回は、死んだらどうなるのか、そして死後の意識はどうなるのか、について詳しく説明してきました。 人間、死んだらそれでおしまいということではないんですね。 そしてそれを生きたまま、安全に体験することができるヘミシンクについても紹介しました。 ヘミシンクについての詳細は、以下の記事を併せてお読みくださいね。 ▼関連記事▼ ヘミシンクとは。聞き慣れない言葉だけどどのようなものだろう? ということで、今回はこのへんで。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ▼関連記事▼ あの世がある証拠ってあるのか?科学的でなくても納得のいく説明とは? あの世の地図があるなら見てみたい?意外にシンプルでビックリ! 人は死んだらどこへ行くのか?明るい終活のための正しい情報
無常 と間違えて使われやすいのは同音異義語の 無情 です。無常と同じ読みではありますが、意味は全く違うものになります。あなたは無情の意味は正確にわかっているでしょうか。無常との違いをしっかりと理解しておきましょう。 『無情』の意味 無情の意味は、 慈しむ心がないこと。 また 思いやりがないことやその様子 を言います。そして仏教用語で精神・感情など心の働きがないことも表わしています。 無情は字の通り、 情が全くない 様子や心を指します。思いやりや情けを感じられない心や行動を無情と表わします。似たような言葉で薄情がありますが、こちらは情が薄いと書くように情けや思いやりが全くないわけではありません。 『無情』も仏教用語でもある 先ほどご紹介しましたように、無情も無常と同じく仏教用語の意味も持ちます。仏教用語で、感情や精神などの心の働きがないことというのは、要するに心がない 物 を指しています。例えば、木などの植物であったり土や海などです。 無常の意味が仏教用語からきているのに対し、無情は心がない様や、心がない物を表わしているのが分かっていただけたでしょうか。 【無常と無情の違い②】それぞれの類義語と対義語!
努力・苦労をして積み重ねてきたのに、何もなかったもとの状態に戻る。なくなってしまう。無駄になってしまう。「会場の都合だけで、秋の文化祭を中止しては、今までの生徒の努力が無に帰してかわいそうだ」 〔語源〕 ないに等しい状態になる意。「帰する」は、結局、最後にはそうなるの意で、「水泡に帰する」「烏有(うゆう)に帰する」などと使う。
全ての努力が水泡に帰したようだ。 「水泡に帰す(すいほうにきす)」の意味は「努力したことが無駄になる」です。 これまで積み上げてきた努力や苦労の意味が一瞬にしてなくなってしまうことを言い表します。 努力が無駄になってしまうことを、水泡の大きく膨らんでもちょっとした刺激などであっという間に消えてしまうはかなさに喩えた慣用句です。
「家が灰燼と帰した」 ●"It was from the ashes that the present Japan rose. " 「現在の日本は灰燼の中から立ち上がったのである」 ●"The precious treasure is reduced to ashes. " 「大切な宝物が灰燼に帰す」 まとめ 「灰燼(かいじん)」は、単語で使うか慣用句として使うかによって若干ニュアンスが変わってきます。"形があるもの"がなくなるのか、それとも"形のないもの"がなくなるのかによって使い分けましょう。 「灰燼」はかしこまった表現なので、日常的に使うことは少ないと思います。しかし、本を読んだり文章を書くときに登場することがあるので覚えておくと便利です。
死後体験? 死後の体験なんてマジ? リンク 本の内容はここでは詳しくお話ししませんが、簡単に言うと「ヘミシンク」という音響技術を用いることで、死者のとる意識状態(死後意識)を体験することができる、ということを実体験をもとに書いた本でした。 ・・・ヘミシンク? 聞き慣れない言葉ですが、その本によると、ヘミシンクという特殊な音をヘッドホンで聴くことで、自分の意識を意図した状態へと誘導することができるというものだそうです。 意図した状態とは、リラックスした状態、瞑想状態、睡眠状態、変性意識状態などさまざま。 そして変性意識状態には、人間が死後、肉体を失った後にとる意識の状態も含まれる・・・ いやいや、ちょっと待った! 死んだら「無」なんじゃないの? その本によると、どうやら死は無ではないらしいんです。 はっきり言って、これは衝撃でした。 これが、私とヘミシンクとの出会いでした。 死は無ではなかった マジか? 最初は半信半疑でした。 でも、マジだったらすごいな・・・ そう思い、ヘミシンクにがぜん興味を持ちます。 そして、自分でも死後の世界を体験してみたい、と強く思うようになりました。 死後の意識をヘミシンクで体験する 本来、死後の世界(死後の世界の意識)は生きたまま体験できるものではありません。 かといって、本当に死んでしまったら、戻ってくることができません。 つまり、死後どうなってしまうのかについては、知るすべがなかったんです。 ところがヘミシンクを使えば自分が死ぬことなく死後世界を体験できるという。 特別な才能もいらない、ただヘッドホンで音を聴くだけ。 本当かどうか、自分で確かめるしかない! 私はヘミシンクのセミナーに参加する決心をします。 1回だけ参加してみよう、それでなにも体験できなければすっぱり諦めよう。 そんな気持ちでセミナーを受けたのが、もう10年以上前です。 果たしてどうだったのか? これがわずかではありますが、体験できちゃったんです。 これは面白い、と思いました。 その日からほぼ毎日、ヘミシンクを聴いています。 ヘミシンクでなにが変わったか もちろん、毎回凄い体験ができるわけではありません。 何も体験できず、聴きながら寝てしまうこともしばしば(笑) ですがそんな中にも、自分でもビックリするような体験をすることもあります。 そうした体験を通して、いまでは死後の世界がちゃんとあることも、自分が何度となく生まれ変わってきていることも、そしてそうした体験が「いまの自分」にどう影響しているのかも分かっています。 それにより、なにが変わったか?
では最後に無常と無情の使い方を確認してみましょう。それぞれ例文を挙げていきます。無常は今まであまり使う機会がなかったかもしれませんが、知っておくと日常でも使う機会が巡ってくるかもしれません。 無常の使い方 ・寒い冬が来たと思ったらあっという間に暖かくなり、自然は無常だなと感じた ・幼いと思っていたのにいつの間にか大きくなった子を見て、人生は無常であると思った ・移り変わっていく景色を見ていると、人の心には無常観が常にあることを感じる 無常観は、無常をありのままに見る考え方を意味します。前にもご紹介しましたね。こちらも意味を知っておくとこの様に使うことができます。 無情の使い方 ・救命ボートはそれ以上人を乗せることができず、無情にも彼を置いて去っていった ・その人は何度言っても聞く耳を持たず無情にもゴミを放置して行ってしまった ・待ち望んでいた遠足だったが無情の雨が降り、中止になってしまった 無情は心無い人に対してだけでなく、物にも使われます。この例文の場合ですと雨とボートに使われました。無情は聞くことも多い言葉ですのでイメージが掴みやすいのではないでしょうか。 無常と無情の意味を取り違えないようにしよう! いかがでしょうか。 無常 の意味、そして同音異義語である 無情 の意味は理解できたでしょうか。 無常 とは、 「この世のすべては常に変化していくこと」 を意味します。そして 無情 は 「情や思いやりの心がないこと」 を意味します。意味を取り違えないように、それぞれ使い分けができるようにしたいですね。